<ご注意>
本アプリの初回インストール時に、USB-MIDI 非サポートのアラート表示が出ていないか確認してください。表示が出る場合は、USB-MIDI非対応端末となります。
歌詞を入力する
既存またはオリジナルの歌詞を専用アプリ「Lyric Creator」に入力して、CT-S1000Vに転送・演奏できます。歌詞は日本語・英語のいずれかのテキスト入力で作成。入力した歌詞は自動で音節単位に分割できます。もちろん手動で分割位置の調整や複数音節を結合することも可能です。
譜割りを設定する
それぞれの音節に対し音価を割り当てたり、休符を入力したりすることで、「フレーズモード」で発音される譜割りを設定できます。各歌詞音色はテンポ情報を持っており、CT-S1000Vでテンポを変更することが可能です。またDAWやMIDI機器からのMIDI Clockを受けてテンポを同期させると、自由に鍵盤を弾いても歌詞フレーズは常にバックトラックとシンクロするため音楽が破綻することがなく、新たな演奏表現の可能性が広がります。
発音を微調整する
各音節の発音はその構成要素(音素)単位での編集が可能です。微調整することで、より明瞭な発声はもちろん、地域によるアクセントの違いの表現や、日本語・英語以外の言語の発音に近づけることもできます。
※選択できる音素は日本語・英語に存在するものに限ります。
歌詞をつなげて長いフレーズを作る
音価が全て8分音符の場合、歌詞は100音節まで入力できますが、楽器に転送した複数の歌詞を連結させて、長いフレーズを作成することが可能です。この機能を使うと例えば音節の細かいコントロールは一つ一つの歌詞単位で行いながら、1曲分の歌詞を歌わせることもできます。
ボーカリスト(歌声音色)を作る
「Lyric Creator」を使って、スマートフォン/タブレットに保存されているオーディオファイル(wavフォーマット、16bit/44.1kHz、mono/stereo、10秒以内)からオリジナルのボーカリストを作成して、CT-S1000Vに読み込ませることができます。性別や年齢のほか、デフォルトのオクターブ音域、ビブラートのかかり方などの設定が可能です。
CT-S1000Vの22種のプリセットボーカリストは、明瞭な発音のために複数波形やノイズ成分を混ぜて調整しています。そのため、読み込ませたユーザーボーカリストの波形がプリセットボーカリストと同じような歌詞の発音が難しい場合もあります。ボーカリストサンプルの「ANIMAL」のような実験的なものを含め、さまざまな波形を読み込ませて新しい音色の可能性を探ってみてください。
スマートフォン/タブレットとCasiotone CT-S1000Vの接続
アプリをダウンロードしたスマートフォン/タブレットをUSBケーブルでCasiotone CT-S1000Vと接続すれば、歌詞音色やシーケンス、ボーカリストのデータを転送できます。作成した歌詞音色データやボーカリストデータは専用フォーマットで書き出すことが可能。これにより、他のスマートフォン/タブレットで作成したデータや、自分以外のユーザーが作成したデータを活用できます。さらに、DAWソフトなどで編集したMusic XMLファイルの歌詞や音価情報を反映して歌詞を入力することも可能です。また、CT-S1000Vの空き容量の確認やデータの削除、データタイトルの変更などもアプリの操作で行えます。
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★動作条件(2022年1月時点の情報です)
Android 6.0以降
推奨RAMサイズ2GB以上
※対応カシオキーボードに接続して利用する場合は、Android6.0以上でOTG対応の端末が必要です。(一部利用できない端末があります)
以下の端末で使用することを推奨しております。
記載されていない端末での動作は保証しておりませんのでご了承下さい。
今後、動作確認が出来た端末については、動作確認済み端末として随時追加してまいります。
動作確認済みの端末であっても、端末のソフトウェアアップデート、Android OSのバージョンアップデートなどにより、正しく表示・動作しなくなる場合があります。
x86系のCPUを使用している端末は非対応です。
【動作確認済み端末】
https://support.casio.jp/osdevicePage.php?cid=008003006